医学は大変進歩しており、HIVに感染しても適切な治療を行えば健康を回復したり、維持できるようになっています。そのために早期発見と治療が不可欠です。簡易的ですがHIV検査キットもありますので心当たりがあるならば使用してはいかがでしょうか。

HIV検査

掻痒感の有無に関わらずイボ感染の心配ならHIV検査

 イボができると、掻痒感がなくても気になるものです。HIVの感染機会があったと認識している場合はなおさらでしょう。HIV感染者に感染する水いぼというのもあります。感染者すべてに現れるわけではありませんが、HIV感染者に水いぼができると治りにくく、数年間続くこともあります。普通の水いぼには寿命があり、多くは治療しなくても数か月で治ります。しかし、HIV感染者の水いぼはたいへん悪化しやすく、1.5センチメートルほどになることもあり、また、多発します。特に顔面にできやすいという特徴もあります。HIV感染者にこうした水いぼができるのは、かなり進行してからです。免疫が相当低くなった場合に出やすくなります。適切な薬を服用して免疫が回復すると、イボは出てこなくなります。 
 感染機会があって間もない時期で、こうした水イボではないから、と安心するのは禁物です。症状のあるなしにかかわらず、感染の心当たりがある段階でHIV検査を受けるべきだからです。HIV検査ではHIVウィルスへの抗体の有無を調べますから、抗体ができるまでの3ヶ月間は、検査で陰性となっても安心はできません。3か月後にもう一度調べる必要があります。しかし、人によっては1ヶ月で陽性反応が出ることもありますので、感染機会から1か月後という早い時期に調べることは無駄ではありません。保健所での検査は匿名で無料で受けることができ、しかも即日結果が出るところも少なくありません。約30分で結果がわかることもあるので、そうした保健所を選んで検査すれば、一度足を運ぶだけで済みます。予約のいらない保健所もあります。保健所ごとのそうした違いは、インターネットで公表されています。